経済指標カレンダーを現地時間に換算する方法|主要指標の発表時刻(UTC・日本時間)と1か月の流れ、夏時間のずれ
主要な経済指標の発表時刻は、UTCで覚えておくと、お住まいの国がどこでも「UTC+自国の時差」で現地時間に換算できます。米雇用統計・CPIはUTC 12:30(米国夏時間)または13:30(冬時間)、FOMC声明は18:00または19:00が目安です。日本時間の表記は9時間引くとUTCになります。
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目次
日本語の経済指標カレンダーやニュースは、ほとんどが日本時間で書かれています。海外に住んでいると、「米雇用統計はこちらの時間で何時?」「FOMCは夜中の何時?」と毎回換算するのが手間に感じるかもしれません。しかも欧米には夏時間があるため、同じ指標でも季節によって発表時刻が1時間ずれます。
この記事では、主要な経済指標と中央銀行の発表時刻をUTC(協定世界時)と日本時間で一覧にし、お住まいの国の現地時間への換算方法、1か月のカレンダーの流れ、夏時間のずれ、カレンダーの読み方をまとめます。指標発表時にスプレッドがどれだけ広がるか、コストの計算は経済指標の発表時のスプレッド拡大と取引コストで解説しています。
この記事のポイント
- 発表時刻はUTCで押さえておくと、「UTC+お住まいの国の時差」でどの国の現地時間にも換算できます
- 米雇用統計・米CPIはUTC 12:30(米国夏時間)または13:30(冬時間)、FOMC声明はUTC 18:00または19:00が目安です
- 日本は夏時間がないため、日本時間の表記から9時間引けばUTCになります
- 欧米の夏時間は切り替えの日が違うため、3月と10〜11月の数週間は「米国は夏時間、欧州・英国は冬時間」の状態になります
- 日程や時刻は変わることがあるため、毎週カレンダーのタイムゾーンを現地に合わせて確認します
結論:現地時間の換算で押さえたい3つのこと
- UTCを基準にする:現地時間 = UTC + お住まいの国のUTCとの時差。時差は国によって、また夏時間の有無によって異なります
- 日本時間 − 9時間 = UTC:日本(UTC+9)は夏時間がないため、日本語のカレンダーの時刻は季節を問わず9時間引けばUTCになります
- 欧米の夏時間で1時間ずれる:米国・欧州・英国が夏時間の時期は、UTCで見て冬時間の時期より1時間早く発表されます
主な指標の発表時刻(UTC・日本時間)
次の表は、各国の発表時刻(発表国の現地時刻)をUTCと日本時間に換算した目安です。「夏時間」「冬時間」は、発表する国・地域が夏時間かどうかを指します。
| 指標・イベント | 発表国の時刻 | UTC(夏時間/冬時間) | 日本時間(夏時間/冬時間) |
|---|---|---|---|
| 米 雇用統計・CPI・小売売上高・GDP・PCE | 米国東部時間 8:30 | 12:30/13:30 | 21:30/22:30 |
| 米 ISM製造業・非製造業景況指数 | 米国東部時間 10:00 | 14:00/15:00 | 23:00/翌0:00 |
| 米 FOMC声明 | 米国東部時間 14:00 | 18:00/19:00 | 翌3:00/翌4:00 |
| 米 FOMC後の議長会見 | 米国東部時間 14:30 | 18:30/19:30 | 翌3:30/翌4:30 |
| ユーロ圏 ECB政策金利 | 中央ヨーロッパ時間 14:15 | 12:15/13:15 | 21:15/22:15 |
| ユーロ圏 ECB総裁会見 | 中央ヨーロッパ時間 14:45 | 12:45/13:45 | 21:45/22:45 |
| ユーロ圏 HICP(消費者物価)速報 | 中央ヨーロッパ時間 11:00 | 9:00/10:00 | 18:00/19:00 |
| 英 BoE政策金利 | 英国時間 12:00 | 11:00/12:00 | 20:00/21:00 |
| 英 CPI | 英国時間 7:00 | 6:00/7:00 | 15:00/16:00 |
| 日 日銀の金融政策決定 | 時刻は決まっていない(日本時間の昼前後が多い) | 3:00ごろ | 12:00ごろ |
UTCへの換算の考え方は次のとおりです。米国東部時間は夏時間ならUTC−4、冬時間ならUTC−5、中央ヨーロッパ時間は夏時間ならUTC+2、冬時間ならUTC+1、英国時間は夏時間ならUTC+1、冬時間ならUTC+0です。
お住まいの国の現地時間に換算する
UTCの時刻に、お住まいの国のUTCとの時差を足します。たとえば、UTCより5時間進んだ国(UTC+5)なら、UTC 12:30は現地17:30、UTCより3時間遅れた国(UTC−3)なら現地9:30です。お住まいの国にも夏時間がある場合は、時差が季節によって変わるため、両方の夏時間を考える必要があります。
日本語のカレンダーで「21:30 米雇用統計」とあれば、9時間引いたUTC 12:30に、お住まいの国の時差を足せば現地時間です。日本は夏時間がないため、この「9時間引く」は季節を問わず使えます(欧米の夏時間による発表時刻の変化は、日本時間の表記にすでに反映されています)。
夏時間のずれに注意する
米国と欧州(英国を含む)は、夏時間の開始日と終了日が違います。
| 地域 | 夏時間の期間 |
|---|---|
| 米国 | 3月の第2日曜日 〜 11月の第1日曜日 |
| 欧州・英国 | 3月の最終日曜日 〜 10月の最終日曜日 |
そのため、3月中旬〜下旬の2〜3週間は米国だけが夏時間、10月下旬〜11月上旬の約1週間は米国だけが冬時間に戻っていない状態になります。どちらの時期も「米国は夏時間、欧州・英国は冬時間」なので、米国の指標は夏時間の列、欧州・英国の指標は冬時間の列で読みます。市場の時間帯とスプレッドの関係はFXの取引時間帯とスプレッドで解説しています。夏時間の切り替え時期はMT4/MT5のサーバー時間もずれるため、MT4/MT5のサーバー時間を日本時間に変換する方法もあわせて確認しておくと、経済指標の時刻とチャートの時刻がずれません。
1か月のカレンダーの流れ(一般的な例)
指標の発表日は月によって前後しますが、おおまかな流れを知っておくと、週の予定が立てやすくなります。
| 時期 | 主な指標(一般的な例) |
|---|---|
| 月初(第1週) | 米ISM製造業・非製造業景況指数、米雇用統計(第1金曜日が多い)、中国・ユーロ圏のPMI |
| 中旬(第2〜3週) | 米CPI、米小売売上高、英CPI、ユーロ圏の各種指標 |
| 下旬(第4週〜月末) | 米GDP速報(四半期ごと)、米PCE、ユーロ圏HICP速報 |
これとは別に、FOMC・ECB・BoE・日銀の金融政策会合が、それぞれ年8回前後あります。会合の日程は各中央銀行が前もって公表しているので、年の初めや四半期ごとに確認しておくと便利です。

経済指標カレンダーの読み方
多くの経済指標カレンダーには、次のような項目があります。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 重要度 | 相場への影響の目安(星の数や色で表示) |
| 前回 | 前回発表された値(あとで改定されることがある) |
| 予想 | 市場予想の中央値など |
| 結果 | 実際に発表された値 |
相場が大きく動きやすいのは、結果が予想から大きく外れたときです。また、前回の値が大きく改定されると、今回の結果以上に注目されることもあります。
タイムゾーンの設定を確認する
多くのカレンダーのサイトやアプリでは、表示するタイムゾーンを選べます。お住まいの都市やタイムゾーンに設定しておけば、換算の手間がなくなり、夏時間の切り替えも自動で反映されます。日本語のサイトを見るときは、日本時間の表示のままになっていないか確認しましょう。
MT4/MT5のサーバー時間との違い
MT4/MT5のチャートに表示される時刻は、多くの場合ブローカーのサーバー時間で、現地時間とも日本時間とも異なります。サーバー時間が「UTC+2(夏はUTC+3)」などに設定されているブローカーもあり、その場合は夏時間の切り替えでさらにずれます。チャートで発表の瞬間のローソク足を探すときは、サーバー時間と現地時間の差を把握しておきましょう。
指標発表の前後の取引で気をつけたいこと
- スプレッドの拡大:発表の数分前から広がり、発表直後に最も広くなるのが一般的です。取引コストは「スプレッド × 1pipの価値 × ロット数」で増えます
- スリッページ:価格が急に動くため、注文した価格と約定価格がずれやすくなります。仕組みはスリッページの取引コストの計算をご覧ください
- 夜・深夜・早朝の発表:お住まいの国によっては、米国の指標やFOMCが夜中や早朝にあたります。寝る前にポジションを持つ場合は損切り注文をサーバー側に置いておきましょう。注文方法はFXの注文方法(成行・指値・逆指値)で解説しています
指標の前後で取引するかどうか、ロット数をどうするかはご自身の判断です。1回の取引の許容損失とロット数の逆算はFXのロット計算と許容損失をご覧ください。
CB-Dogsのキャッシュバックについて
キャッシュバックは取引量(ロット数)に応じて受け取れるもので、指標発表時に広がったスプレッドそのものを補うわけではありません。キャッシュバックはブローカーから報酬が支払われたあとで残高に反映され、確認期間(XMは反映から7日)を過ぎると出金できます。XMの場合、取引から出金可能になるまでの目安はおよそ3〜4週間です(保証ではなく目安です)。出金はUSDT(TRC20)のみで、最低10 USDTから、1回の出金が50 USDT未満なら3 USDTの手数料、50 USDT以上なら無料です。
受取額の試算はキャッシュバック計算機でできます。口座タイプごとの最新の還元率は次の表で確認できます。
| 口座タイプ | 還元額 / ロット (USDT) |
|---|---|
| スタンダード手数料無料のスプレッド型口座です。 | 9.0 |
| マイクロ還元額は、マイクロロット10万通貨相当あたりで計算されます(スタンダードと同じロット単価を、マイクロロットの単位に換算したものです)。 | 9.0 |
| ウルトラローよりタイトなスプレッドの、手数料無料口座です。 | 3.0 |
| KIWAMI極一部地域で提供される、スプレッドをさらに抑えた口座タイプです。 | 6.0 |
| ゼロ手数料型口座です。還元額はスプレッドとは別に上乗せでお支払いするもので、お客様が支払う取引手数料には影響しません。 | 4.5 |
暫定レート
よくある質問
米国東部時間の8:30に発表されるのが一般的で、UTCでは米国の夏時間の時期は12:30、冬時間の時期は13:30が目安です。日本時間では21:30または22:30です。発表日は第1金曜日が多いですが、例外もあるためカレンダーで確認してください。
まとめ
経済指標の発表時刻はUTCで押さえておくと、お住まいの国がどこでも「UTC+自国の時差」で現地時間に換算できます。米雇用統計・CPIはUTC 12:30または13:30、FOMC声明は18:00または19:00が目安で、日本時間の表記からは9時間引けばUTCになります。欧米の夏時間で1時間早まる点と、3月・10〜11月の切り替え時期のずれ、お住まいの国の夏時間にも注意しましょう。月初・中旬・下旬の指標の流れと年8回前後の金融政策会合を押さえ、毎週カレンダーを現地のタイムゾーンで確認するのが基本です。ご利用の条件は対象となる方・対象外の国で確認できます。
リスク警告: FX・CFD 取引には元本を失う高いリスクがあります。キャッシュバックは取引損失を補うものではありません。本記事は投資助言ではありません。
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