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OCO・IFD・IFO注文とは|複合注文の仕組みと取引コストの考え方

OCOは2つの注文のうち一方が成立するともう一方が自動キャンセルされる仕組み、IFDは新規注文の成立を条件に決済注文を出す仕組み、IFOはその組み合わせです。複合注文自体に追加費用はかからないことが一般的ですが、価格を保証する指値保証(GSLO)には追加費用がかかる場合があります。

CB-Dogs編集部約7分で読めます

開示: CB-Dogsは、当サイト経由で開設・紐づけされた口座について、提携ブローカーから受け取る広告宣伝費(紹介報酬、IB報酬)の一部を、キャッシュバックとしてお客様に還元しています(ポイントサイトと同じ仕組みです)。お客様の取引コストが増えることはありません。

目次
  1. 結論:複合注文は「発注の手間を減らす仕組み」で、コストの計算は変わらない
  2. 3つの複合注文の仕組み
  3. OCO(One Cancels the Other)とは
  4. IFD(If Done)とは
  5. IFO(IFD OCO)とは
  6. 複合注文を使ってもコストの計算は同じ
  7. 例外:指値保証(GSLO)には追加費用がかかることがある
  8. 複合注文を使うときの注意点
  9. キャッシュバックとの関係
  10. よくある質問
  11. まとめ

成行・指値・逆指値といった基本の注文方法を組み合わせると、「新規注文が成立したら自動的に決済注文を出す」「利食いと損切りのどちらかが成立したらもう一方を自動キャンセルする」といった複合注文が作れます。代表的なものが OCO・IFD・IFO です。基本の注文方法は成行・指値・逆指値の違いで解説しています。

この記事では、OCO・IFD・IFOの仕組みと、複合注文を使っても取引コストの基本は変わらないこと、例外として価格を保証する注文には追加費用がかかる場合がある点を整理します。

この記事のポイント

  • OCOは2つの注文のうち一方が成立すると、もう一方が自動的にキャンセルされる注文です
  • IFDは新規注文が成立したら、あらかじめ決めておいた決済注文が自動的に出る注文です
  • IFOはIFDとOCOを組み合わせ、新規注文の成立と同時に利食い・損切りのOCO注文が設定される注文です
  • 複合注文を使っても、実際に約定した分のスプレッド・手数料は通常の注文と同じで、追加費用がかからないのが一般的です
  • 価格の約定を保証する指値保証(GSLO)は例外で、追加費用がかかる場合があり、対応するブローカー・プラットフォームは限られます

結論:複合注文は「発注の手間を減らす仕組み」で、コストの計算は変わらない

OCO・IFD・IFOは、いずれも成行・指値・逆指値という基本の注文を組み合わせたものです。複合注文そのものに追加の手数料がかかるわけではなく、実際に約定した数量に対して通常どおりのスプレッド・手数料がかかるという点は、単発の注文と変わりません。複合注文の主なメリットは、相場を見ていない時間帯でも決済ルールをあらかじめ仕込んでおける点にあります。

3つの複合注文の仕組み

OCO・IFD・IFOの仕組み。OCOは利食いと損切りの2つの注文を同時に出し、一方が成立すると他方は自動キャンセル。IFDは新規注文が成立したら決済注文が自動的に発注される。IFOはIFDの決済注文をOCO(利食いと損切りのセット)にしたもの
呼び方や対応する組み合わせはプラットフォーム・ブローカーによって多少異なります。

以下、それぞれの仕組みを見ていきます。

OCO(One Cancels the Other)とは

OCO注文とは、2つの注文を同時に出しておき、どちらか一方が成立したらもう一方は自動的にキャンセルされる注文です。すでにポジションを持っている状態で、利食いの指値と損切りの逆指値を同時に出しておくのが典型的な使い方です。値上がりして利食いの指値が成立すれば、損切りの逆指値は自動的にキャンセルされ、二重に決済されることはありません。

IFD(If Done)とは

IFD注文とは、新規注文(成行・指値・逆指値)が成立したことを条件に、あらかじめ決めておいた決済注文が自動的に発注される注文です。たとえば「1.0800の指値で買い、成立したら1.0750に損切りの逆指値を自動発注する」という設定ができます。相場を見ていない間にエントリーが成立しても、決済の準備が自動でできる点が特徴です。

IFO(IFD OCO)とは

IFO注文とは、IFD注文の決済部分をOCO注文にしたもので、新規注文の成立と同時に、利食いの指値と損切りの逆指値のセット(OCO)が自動的に設定されます。新規・利食い・損切りの3つをまとめて1回の操作で発注できるため、エントリーから決済まで一括で管理したい場合によく使われます。

複合注文を使ってもコストの計算は同じ

複合注文は「注文の出し方」を効率化する仕組みであり、スプレッド・手数料・スワップの計算方法自体は、成行や指値を1本ずつ出した場合と同じです。次の表は仮の数値です。

発注方法実際に成立した取引コスト
成行注文を1本ずつ手動で出すEUR/USD 1ロット買い(スプレッド1.2pips)1.2 × 10ドル = 12ドル
IFO注文で新規+OCO決済を設定同じくEUR/USD 1ロット買いが成立1.2 × 10ドル = 12ドル(同額)

コストが同じになる理由は、ブローカー側から見ればどちらも「成行や指値・逆指値の注文が約定した」という同じ処理だからです。複合注文を使うこと自体に手数料は発生しないのが一般的ですが、ブローカーごとの規約は確認しておきましょう。 MT4/MT5では、標準機能としてIFD・IFOに近い注文をEA(自動売買プログラム)やトレードパネルで実現することが多く、OCOも同様にツールを介して設定するのが一般的です。プラットフォームによる違いはMT4とMT5の違いと取引コストで解説しています。

例外:指値保証(GSLO)には追加費用がかかることがある

通常の逆指値と指値保証(GSLO)の比較(仮の数値)。通常の逆指値は1.0750で発注してもスリッページで1.0743に約定し、想定より70ドル多く損失が出る。指値保証は必ず1.0750で約定する代わりに、追加費用5ドルがかかる
スリッページ幅・追加費用は説明用の仮の数値です。指値保証(GSLO)に対応していないブローカー・プラットフォームも多くあります。

通常の逆指値注文(ストップロス)は、指定した価格に達すると発注されますが、約定する価格を保証するものではありません。相場が急に動く場面では、指定価格より不利な価格で約定するスリッページが起こり得ます。スリッページの仕組みと計算方法はスリッページと取引コストで解説しています。

一部のブローカーやプラットフォームでは、指定した価格での約定を保証する指値保証注文(ギャランティード・ストップロス・オーダー、GSLO)を提供しています。価格が保証される代わりに、追加のスプレッドや固定手数料がかかるのが一般的です。次の数値は説明用の仮の数値です。

  • 通常の逆指値:1.0750で発注 → 相場急変でスリッページが発生し、実際は1.0743で約定(7pips不利)。1ロットなら 7 × 10ドル = 70ドル多く損失
  • 指値保証(GSLO):1.0750で発注 → 必ず1.0750で約定する代わりに、追加費用として 5ドル(仮)がかかる

この仮の例では、スリッページで70ドル多く損失が出る可能性と、確実に5ドルの追加費用を払う指値保証を比べることになります。相場の急変が予想される経済指標発表前後など、価格の確実性を重視する場面では指値保証が選択肢になりますが、対応しているブローカー・プラットフォームは限られ、通常のMT4/MT5環境では提供されないことが多い点に注意してください。 経済指標発表時のスプレッド拡大については経済指標とスプレッド拡大、週末の窓開けによる損切りのずれは週末の窓開けとギャップリスクもあわせてご覧ください。

OCO・IFD・IFO注文を設定するCB-Dogsの柴犬マスコット
複合注文は発注の手間を減らす仕組みで、コストの計算方法自体は変わりません。

複合注文を使うときの注意点

  • 設定内容の確認:IFD・IFOは新規注文が成立するまで決済注文が有効にならないため、新規注文自体が成立しなければ決済の準備も発動しません
  • ポジションを手動で変更した場合:途中でロット数を追加・一部決済するなど手動で操作すると、あらかじめ設定したOCOの数量とずれることがあります
  • 複数のOCOの重複:同じポジションに対して複数の決済注文を設定していないか、発注前に確認しましょう
  • 取引計画への組み込み:エントリー・利食い・損切りをあらかじめ数値で決めておくと、複合注文の設定もスムーズになります。取引計画の立て方は取引コストを組み込んだ取引計画テンプレートで解説しています

キャッシュバックとの関係

OCO・IFD・IFOなど、どの注文方法で発注したかによって、キャッシュバックの計算方法が変わることはありません。キャッシュバックは実際に約定した取引量(ロット数)に応じて計算されるため、複合注文で自動的に決済された取引も、手動で決済した取引と同じ基準で対象になります。

CB-Dogsのキャッシュバックは、ブローカーからCB-Dogsに報酬が支払われたあとで残高に反映され、確認期間(XMは反映から7日)を過ぎるとUSDT(TRC20)で出金できます。XMの場合、取引から出金可能になるまでの目安はおよそ3〜4週間です(保証ではなく目安です)。出金は最低10 USDTから、1回の出金が50 USDT未満なら3 USDTの手数料、50 USDT以上なら無料です。

口座タイプごとの最新の還元率は次の表で確認できます。ご自分の取引量での受取額はキャッシュバック計算機で試算できます。

口座タイプ還元額 / ロット (USDT)
スタンダード手数料無料のスプレッド型口座です。9.0
マイクロ還元額は、マイクロロット10万通貨相当あたりで計算されます(スタンダードと同じロット単価を、マイクロロットの単位に換算したものです)。9.0
ウルトラローよりタイトなスプレッドの、手数料無料口座です。3.0
KIWAMI極一部地域で提供される、スプレッドをさらに抑えた口座タイプです。6.0
ゼロ手数料型口座です。還元額はスプレッドとは別に上乗せでお支払いするもので、お客様が支払う取引手数料には影響しません。4.5

暫定レート

よくある質問

OCOは2つの注文のどちらか一方が成立するともう一方が自動キャンセルされる注文、IFDは新規注文の成立を条件に決済注文が自動発注される注文、IFOはIFDの決済部分をOCOにした組み合わせです。

まとめ

OCOは2つの注文のどちらか一方が成立するともう一方が自動キャンセルされ、IFDは新規注文の成立を条件に決済注文が自動発注され、IFOはその両方を組み合わせた注文です。複合注文を使っても実際に約定した数量に対するスプレッド・手数料の計算方法は変わりませんが、価格の約定を保証する指値保証(GSLO)は例外で、対応するブローカーが限られ追加費用がかかる場合があります。設定内容と対応状況を確認したうえで、取引計画に組み込みましょう。ご利用の条件は対象となる方・対象外の国で確認できます。

リスク警告: FX・CFD 取引には元本を失う高いリスクがあります。キャッシュバックは取引損失を補うものではありません。本記事は投資助言ではありません。

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