本文へスキップ
CB-Dogs

本サービスは日本国外にお住まいの方専用です。日本にお住まいの方はお申し込みいただけません。 ご利用対象について

祝日・年末年始の薄商い(流動性低下)によるスプレッド拡大と取引コストへの影響

クリスマスや年末年始など主要市場の休場が重なる時期は、市場参加者が減る薄商い(流動性低下)によって、指標発表がなくてもスプレッドが広がりやすくなります。時期をあらかじめ把握し、その間は新規のポジションを控えるか、スプレッドを事前に確認する習慣が有効です。

CB-Dogs編集部約8分で読めます

開示: CB-Dogsは、当サイト経由で開設・紐づけされた口座について、提携ブローカーから受け取る広告宣伝費(紹介報酬、IB報酬)の一部を、キャッシュバックとしてお客様に還元しています(ポイントサイトと同じ仕組みです)。お客様の取引コストが増えることはありません。

目次
  1. 薄商い(流動性低下)とは
  2. 祝日でスプレッドが広がる仕組み
  3. 影響が出やすい時期の例
  4. 仮の数値で見るコスト差
  5. 取引時間の短縮にも注意
  6. 保有中のポジションへの影響
  7. 対処法:取引を控える・確認する習慣
  8. 連休明けの値動きにも注意
  9. ブローカーのお知らせをどこで確認するか
  10. 他のスプレッド拡大要因との違い
  11. キャッシュバックとの関係
  12. よくある質問
  13. まとめ

「経済指標もないのに、いつもよりスプレッドが広い」——クリスマスや年末年始のような主要市場の休場・短縮取引が重なる時期に、こう感じたことがあるかもしれません。これは、市場に参加する金融機関やトレーダーが減る**薄商い(流動性低下)**が原因で起こる、経済指標発表とは別のスプレッド拡大です。

この記事では、薄商いでスプレッドが広がる仕組み、影響が出やすい時期の例、他のスプレッド拡大要因との違いを解説します。

この記事のポイント

  • クリスマスや年末年始など、主要市場の休場・短縮取引が重なる時期は、市場参加者が減る薄商い(流動性低下)によってスプレッドが広がりやすくなります
  • 薄商みによるスプレッド拡大は、経済指標の発表やロールオーバーの時刻とは別の、独立した要因です
  • 影響が出やすい時期は、クリスマス・年末年始のほか、感謝祭(米国市場)やイースター(欧州市場)などがあります
  • 薄商みの時間帯は約定価格が飛びやすく(スリッページが出やすく)なることもあるため、スプレッドの拡大とあわせて注意が必要です
  • 対象時期を事前に把握し、新規のポジションを控えるか、スプレッドを都度確認する習慣が有効です

薄商い(流動性低下)とは

**薄商い(うすあきない)**とは、市場に注文を出す参加者(金融機関やトレーダー)が普段より少なくなり、取引量が減っている状態を指します。FX・CFD市場は本来24時間動いていますが、参加者の数は時間帯や時期によって大きく変わります。参加者が少ないと、買いたい人と売りたい人の注文がうまく噛み合わず、ブローカーが提示する気配値(Bid・Ask)の幅、つまりスプレッドが広がりやすくなります。

祝日でスプレッドが広がる仕組み

主要な金融センター(ニューヨーク・ロンドンなど)の銀行や取引所が休場になる祝日は、その市場に関係する通貨・銘柄の取引に参加する金融機関が大きく減ります。参加者が減った状態でも市場自体は動いているため、ブローカーは提示する気配値の幅を広げることで、少ない注文の中でもリスクを管理しようとします。これは、特定のニュースや指標発表がきっかけで起こるスプレッド拡大とは異なり、単に「参加者が少ない」ことそのものが原因という点が特徴です。

影響が出やすい時期の例

祝日・年末年始の薄商いでスプレッドが広がりやすい時期の一覧。クリスマス(12月24日・25日前後)は欧米市場全般、年末年始(12月31日〜1月2日前後)は世界的な市場、感謝祭(11月第4木曜)は米国市場、イースター(3〜4月)は欧州市場が主に影響を受ける
日付は年によって変わるものもあり、影響の大きさもブローカー・銘柄によって異なります。
時期(目安)主に影響する市場傾向
クリスマス(12月24日・25日前後)欧米市場全般短縮取引・スプレッド拡大
年末年始(12月31日〜1月2日前後)世界的な市場取引量が大きく減少
感謝祭(11月第4木曜、米国)米国市場中心米ドル関連銘柄で流動性低下
イースター(3〜4月、移動祝日)欧州市場中心ユーロ・ポンド関連で流動性低下

これらの時期・日付は年によって変わるものもあり、実際にどの銘柄でどの程度スプレッドが広がるかはブローカーや年ごとの状況によって異なります。多くのブローカーは、こうした時期の前に取引時間の変更やスプレッド拡大の可能性についてお知らせを出すため、事前に確認しておくと安心です。

仮の数値で見るコスト差

通常時と祝日の薄商い時のスプレッドコストの比較(仮の数値)。通常時はスプレッド1.2pipsで1ロットあたり12ドル、祝日の薄商い時はスプレッド4pipsに拡大し1ロットあたり40ドルのコストになる
スプレッドの拡大幅は銘柄・時期・ブローカーによって大きく異なります。数値はすべて説明用の仮のものです。

EUR/USDの通常のスプレッドが1.2pipsだったとして、年末年始の薄商いの時間帯にスプレッドが4pipsまで広がったと仮定します。

  • 通常時:1.2pips × 10ドル(1pipの価値)= 12ドル(1ロットあたり)
  • 薄商い時:4pips × 10ドル(1pipの価値)= 40ドル(1ロットあたり)

この仮の例では、スプレッドの拡大によって1ロットあたりのコストが約3倍になっています。薄商みの時間帯にいつもと同じ感覚でポジションを持つと、想定より大きなコストを払うことになりやすい点に注意が必要です。1pipの価値の求め方は通貨ペア別スプレッドコスト早見表で解説しています。

祝日の薄商いに注意しながら取引するCB-Dogsの柴犬マスコット
祝日の前後は、スプレッドを確認してから取引するようにしましょう。

取引時間の短縮にも注意

薄商みの時期は、スプレッドが広がるだけでなく、ブローカー自体が一部の銘柄の取引時間を短縮したり、特定の時間帯の注文受付を停止したりすることもあります。特に年末年始は、多くのブローカーが数日にわたって取引時間の変更を予告するため、普段どおりに注文が通ると思い込んでいると、意図したタイミングで取引できないことがあります。取引時間の変更は、多くの場合ブローカーの公式サイトや取引プラットフォームのお知らせで事前に告知されるため、年末が近づいたら一度確認しておく習慣をつけると安心です。

保有中のポジションへの影響

薄商みの時期に新規のポジションを持たない場合でも、すでに保有しているポジションには注意が必要です。スプレッドが広がっている状態でロスカット(強制決済)の水準に近づくと、通常より不利な価格で決済されてしまう可能性があります。証拠金維持率に余裕を持たせておくこと、含み損の大きいポジションは薄商みの時期に入る前に見直しておくことが、対策として挙げられます。証拠金維持率とロスカットの計算方法は海外FXの必要証拠金・証拠金維持率・ロスカットの計算方法で解説しています。

対処法:取引を控える・確認する習慣

薄商みによるスプレッド拡大への対処は、基本的には「その時間帯を避ける」か「事前に確認する」のどちらかになります。

  • 主要な祝日・年末年始のスケジュールをあらかじめカレンダーに入れておく
  • その時間帯は新規のエントリーを控える、またはロットを普段より小さくする
  • 取引プラットフォームで実際のスプレッドを確認してから注文する
  • ブローカーからのお知らせ(取引時間の変更・注意喚起)に目を通しておく

薄商みの時間帯は約定価格が飛びやすくなる(スリッページが出やすくなる)こともあるため、スプレッド拡大とあわせて、成行注文の使用は慎重に検討することをおすすめします。約定価格のズレによるコストの考え方はスリッページの取引コスト計算で解説しています。

連休明けの値動きにも注意

年末年始やクリスマスのように、複数日にわたって主要市場が休場・薄商いになる期間の後は、休み中に蓄積されたニュースや経済情勢の変化が、市場再開後の値動きにまとめて反映されることがあります。これは、週末をまたいだときに起こる窓開け(ギャップ)と似た現象で、休場の期間が長いほど、再開直後の値動きが大きくなる可能性があります。週末の窓開けの仕組みと対策は週末の窓開け(ギャップ)リスクと取引コストで詳しく解説しているので、年末年始のような長期休場の前後にも同じ考え方を応用できます。

ブローカーのお知らせをどこで確認するか

薄商みの時期の取引時間変更やスプレッド拡大の可能性は、多くの場合ブローカーの公式サイトのお知らせページや、取引プラットフォームにログインした際の通知、登録しているメールアドレス宛の案内などで告知されます。年末が近づいたら、月に一度は公式サイトのお知らせを確認する習慣をつけておくと、直前になって慌てずに済みます。複数の口座を持っている場合は、口座ごとにブローカーが異なることもあるため、それぞれのお知らせを個別に確認する必要がある点にも注意してください。

他のスプレッド拡大要因との違い

スプレッドが広がる要因は、薄商み以外にもいくつかあります。それぞれ発生するタイミングや仕組みが異なるため、区別して理解しておくと、想定外のコストに慌てずに済みます。

要因発生するタイミング主な原因
祝日・年末年始の薄商い主要市場の休場・短縮取引の時期市場参加者の減少
経済指標の発表指標発表の前後数分〜数十分相場の急変動・注文の偏り
ロールオーバー(日付変更)毎日決まった時刻の前後スワップ計算・持ち高の調整
週末の窓開け週明けの取引再開直後週末のニュースを織り込む値動き

経済指標発表によるスプレッド拡大は経済指標発表とスプレッド拡大の取引コスト、ロールオーバー時刻の拡大はロールオーバーでスプレッドが拡大する理由、週末の窓開けは週末の窓開け(ギャップ)リスクと取引コストでそれぞれ詳しく解説しています。変動スプレッドと固定スプレッドの違いは変動スプレッドと固定スプレッドの違いもあわせてご覧ください。

キャッシュバックとの関係

祝日・年末年始の薄商みでスプレッドが広がっても、CB-Dogsのキャッシュバックの計算方法自体は変わりません。ただし、スプレッドが広がっている時間帯の取引はコストが大きくなりやすいため、キャッシュバックで軽減できる割合は、通常時に比べて小さくなります。コストが高くなりやすい時期は、キャッシュバックをあてにして無理に取引するのではなく、取引を控えるという選択肢も検討する価値があります。

CB-Dogsのキャッシュバックは、ブローカーからCB-Dogsに報酬が支払われたあとで残高に反映され、確認期間(XMは反映から7日)を過ぎるとUSDT(TRC20)で出金できます。XMの場合、取引から出金可能になるまでの目安はおよそ3〜4週間です(保証ではなく目安です)。出金は最低10 USDTから、1回の出金が50 USDT未満なら3 USDTの手数料、50 USDT以上なら無料です。

口座タイプごとの最新の還元率は次の表で確認できます。ご自分の取引量での受取額はキャッシュバック計算機で試算できます。

口座タイプ還元額 / ロット (USDT)
スタンダード手数料無料のスプレッド型口座です。9.0
マイクロ還元額は、マイクロロット10万通貨相当あたりで計算されます(スタンダードと同じロット単価を、マイクロロットの単位に換算したものです)。9.0
ウルトラローよりタイトなスプレッドの、手数料無料口座です。3.0
KIWAMI極一部地域で提供される、スプレッドをさらに抑えた口座タイプです。6.0
ゼロ手数料型口座です。還元額はスプレッドとは別に上乗せでお支払いするもので、お客様が支払う取引手数料には影響しません。4.5

暫定レート

よくある質問

主要市場が休場・短縮取引になる祝日や年末年始は、市場参加者そのものが減る薄商いの状態になり、指標発表がなくてもスプレッドが広がりやすくなります。

まとめ

クリスマスや年末年始など、主要市場の休場・短縮取引が重なる時期は、市場参加者が減る薄商い(流動性低下)によって、経済指標の発表がなくてもスプレッドが広がりやすくなります。影響が出やすい時期をあらかじめ把握し、その間は新規のポジションを控えるか、スプレッドを事前に確認する習慣をつけましょう。ご利用の条件は対象となる方・対象外の国で確認できます。

リスク警告: FX・CFD 取引には元本を失う高いリスクがあります。キャッシュバックは取引損失を補うものではありません。本記事は投資助言ではありません。

← 記事一覧