FXの5桁表示とは?ポイントとpipsの違い・換算方法、MT4/MT5やEAの設定で間違えないコツ
5桁表示とは、EUR/USDなどを小数点以下5桁(円ペアは3桁)まで表示する方式で、最後の1桁の最小単位を「ポイント(point)」と呼びます。一般的なFX通貨ペアでは10ポイント=1pipsです。MT4/MT5のスプレッドやEAの設定はポイント単位のことが多く、10倍の取り違えに注意が必要です。
CB-Dogs編集部約6分で読めます
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目次
海外FXの取引画面で、EUR/USDが「1.08453」、USD/JPYが「150.123」のように、思ったより1桁多く表示されていて戸惑った経験はないでしょうか。これが5桁表示(円ペアは3桁表示)です。
5桁表示そのものは難しくありませんが、「ポイント」と「pips」を取り違えると、スプレッドを10倍に見積もったり、EAの損切り幅を10分の1に設定してしまったりします。この記事では、5桁表示の読み方、ポイントとpipsの違いと換算、間違えやすい場面を整理します。
この記事のポイント
- 5桁表示では、EUR/USDなどは小数点以下5桁、円ペアは3桁まで価格が表示されます
- 最後の1桁の最小単位が「ポイント(point)」で、一般的なFX通貨ペアでは10ポイント=1pipsです
- MT4/MT5のスプレッド表示、最大偏差(スリッページ許容)、ストップレベルはポイント単位が基本です
- EAの利確・損切りの設定値がポイントかpipsかを確認しないと、10倍の設定ミスにつながります
- 取引コストは「ポイント数 × 1ポイントの価値 × ロット数」でも計算でき、pipsで計算した結果と同じになります
結論:5桁表示の最後の1桁が「ポイント」、10ポイント=1pips
5桁表示の価格は、次のように読みます。
| 通貨ペアの種類 | 表示例 | 1pips | 1ポイント |
|---|---|---|---|
| ドル・ユーロ・ポンドなどが右側(EUR/USDなど) | 1.08453 | 0.0001(小数点以下4桁目) | 0.00001(5桁目) |
| 円が右側(USD/JPYなど) | 150.123 | 0.01円=1銭(2桁目) | 0.001円=0.1銭(3桁目) |
どちらの場合も、最後の1桁が1ポイント、その10倍が1pipsです。1ポイントは「0.1pips」「pipette(ピペット)」と呼ばれることもあります。
なぜ5桁表示なのか
以前は、EUR/USDを小数点以下4桁(円ペアは2桁)で表示するブローカーが主流でした。この場合、価格の最小単位がそのまま1pipsです。
現在の多くのブローカーは、より細かい価格で取引できるように1桁増やした5桁表示を採用しています。価格が細かくなることで、スプレッドも「1.6pips」のように小数点以下まで表示できるようになりました。
大切なのは、「pips」の大きさは5桁表示でも4桁表示でも変わらないということです。EUR/USDの1pipsは、どちらでも0.0001です。変わるのは、価格の最小単位(ポイント)の大きさだけです。
ポイントとpipsの換算方法
一般的なFX通貨ペアでは、次のように換算します。
- pips = ポイント ÷ 10
- ポイント = pips × 10
たとえば、MT4でスプレッドが「16」と表示されていれば、16ポイント = 1.6pipsです。EAの設定で損切りが「300」ならポイント単位で30pips、pips単位なら300pipsを意味します。
1ポイントの価値
1ロット(10万通貨)あたりの1ポイントの価値は、1pipsの価値の10分の1です。
| 通貨ペア | 1ロットの1pipsの価値 | 1ロットの1ポイントの価値 |
|---|---|---|
| EUR/USDなど(ドルが右側) | 10ドル | 1ドル |
| USD/JPYなど(円が右側) | 1,000円 | 100円 |
取引コストは、ポイント数 × 1ポイントの価値 × ロット数でも計算できます。スプレッド16ポイントでEUR/USDを1ロット取引すると、16 × 1 × 1 = 16ドルです。pipsで計算した 1.6 × 10 × 1 = 16ドルと同じ結果になります。スプレッドの計算方法はスプレッドと手数料の計算方法で解説しています。
ポイント単位で表示・設定される主な場面
MT4/MT5では、多くの数値がポイント単位で表示・設定されます。
気配値表示のスプレッド
MT4/MT5の気配値表示(マーケットウォッチ)でスプレッド列を表示すると、ポイント単位の整数で表示されます。「16」なら1.6pips、「5」なら0.5pipsです。一方、ブローカーの取引条件のページではpips表記が多いため、比べるときは単位を揃えましょう。MT4とMT5の違いはMT4とMT5の違いと取引コストで解説しています。
注文画面の最大偏差(スリッページの許容幅)
成行注文で設定できる「最大偏差」(許容スリッページ)も、ポイント単位のことが多い項目です。「20」と入力すると2pipsまでのずれを許容する意味になります。2pipsのつもりで「2」と入れると、0.2pipsしか許容しないことになり、注文が通りにくくなる場合があります。スリッページについてはスリッページの計算方法をご覧ください。
ストップレベル
現在の価格から、指値・逆指値を置ける最小の距離(ストップレベル)も、銘柄の仕様でポイント単位で表示されます。「50」なら5pipsです。
EAの設定値
EAの利確(TakeProfit)・損切り(StopLoss)・トレーリングストップなどの設定値は、ポイント単位のEAとpips単位のEAが混在しています。同じ「300」でも、30pipsのことも300pipsのこともあるため、EAの説明書で単位を必ず確認しましょう。4桁表示を前提に作られた古いEAを5桁表示の口座で使うと、値幅が10分の1になることがあります。

ゴールド・株価指数などは桁数が銘柄ごとに違う
ゴールド(XAU/USD)、株価指数、原油などのCFDは、小数点以下の桁数がブローカーや銘柄ごとに異なります。たとえばゴールドが小数点以下2桁で表示されていれば1ポイントは0.01ドルですが、「1pips」をいくらとみなすかはブローカーや記事によって異なります。
FX通貨ペアと同じ「10ポイント=1pips」が当てはまるとは限らないため、銘柄の仕様(契約サイズ・桁数・ティックの価値)を確認して計算しましょう。ゴールドの場合はゴールド(XAU/USD)のロットとpipsで詳しく解説しています。
5桁表示で間違えやすいポイントのまとめ
- スプレッド「16」を16pipsと読んで、コストを10倍に見積もる
- 最大偏差を「2」と入れて、0.2pipsしか許容していなかった
- EAの損切り「100」をpipsと思い込み、実際は10pipsで頻繁に損切りされる
- 記事やブローカーのpips表記と、MT4/MT5のポイント表記をそのまま比べてしまう
- ゴールドや指数にも「10ポイント=1pips」を当てはめてしまう
用語の意味はFXの取引コスト用語集、損益の計算方法はロット数の計算方法でも解説しています。
CB-Dogsのキャッシュバックについて
- キャッシュバックは、スプレッドの幅(ポイント数)ではなく、紐づけが確認された口座の決済済みの取引量(ロット数)をもとに計算されます。ブローカーからCB-Dogsに報酬が支払われたあとで残高に反映されます
- 反映後、ブローカーごとの確認期間(XMは反映から7日)を過ぎると出金できます。XMの場合、取引から出金可能になるまでの目安はおよそ3〜4週間です(保証ではなく目安です)
- 支払いはUSDT(TRC20)のみ。最低出金額は10 USDTで、1回の出金が50 USDT未満なら3 USDTの手数料、50 USDT以上なら無料です
- CB-DogsはEAやシグナルを提供していません。ご自分でEAを使って取引した分も、条件を満たせばキャッシュバックの対象になります
ご自分の取引量での受取額はキャッシュバック計算機で試算できます。口座タイプごとの最新の還元率は次の表で確認できます。
| 口座タイプ | 還元額 / ロット (USDT) |
|---|---|
| スタンダード手数料無料のスプレッド型口座です。 | 9.0 |
| マイクロ還元額は、マイクロロット10万通貨相当あたりで計算されます(スタンダードと同じロット単価を、マイクロロットの単位に換算したものです)。 | 9.0 |
| ウルトラローよりタイトなスプレッドの、手数料無料口座です。 | 3.0 |
| KIWAMI極一部地域で提供される、スプレッドをさらに抑えた口座タイプです。 | 6.0 |
| ゼロ手数料型口座です。還元額はスプレッドとは別に上乗せでお支払いするもので、お客様が支払う取引手数料には影響しません。 | 4.5 |
暫定レート
よくある質問
EUR/USDなどを小数点以下5桁、USD/JPYなどの円ペアを小数点以下3桁まで表示する方式です。最後の1桁が価格の最小単位(ポイント)になります。
まとめ
5桁表示は、価格の最後の1桁が「ポイント」で、一般的なFX通貨ペアでは10ポイント=1pipsです。pipsの大きさは4桁表示のころと変わらず、価格の最小単位が細かくなっただけです。MT4/MT5のスプレッド表示・最大偏差・ストップレベル、EAの設定値はポイント単位のことが多いため、数字を見たら「ポイントかpipsか」を確認する習慣をつけましょう。ご利用の条件は対象となる方・対象外の国で確認できます。
リスク警告: FX・CFD 取引には元本を失う高いリスクがあります。キャッシュバックは取引損失を補うものではありません。本記事は投資助言ではありません。
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