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FXの取引コスト用語集|スプレッド・pips・手数料・スワップからキャッシュバックまで、意味と計算式を一覧で解説

FXの取引コストは、取引ごとにかかる費用(スプレッド・手数料・スリッページ)、保有中にかかる費用(スワップ)、入出金でかかる費用(入出金手数料・両替・ネットワーク手数料)の3つに分かれ、キャッシュバックはその一部が戻ってくるものです。

CB-Dogs編集部約8分で読めます

開示: CB-Dogsは、当サイト経由で開設・紐づけされた口座について、提携ブローカーから受け取る広告宣伝費(紹介報酬、IB報酬)の一部を、キャッシュバックとしてお客様に還元しています(ポイントサイトと同じ仕組みです)。お客様の取引コストが増えることはありません。

目次
  1. 取引コストの全体像
  2. 1. 取引量と値幅の単位
  3. 2. 取引ごとにかかる費用
  4. 3. 保有中にかかる費用
  5. 4. 口座と入出金でかかる費用
  6. 5. キャッシュバックに関わる用語
  7. 6. まとめて使う指標
  8. 比べるときによくある取り違え
  9. CB-Dogsのキャッシュバックについて
  10. よくある質問
  11. まとめ

ブローカーやキャッシュバックサイトを比べていると、「片道」「往復」「pips」「ポイント」「1ロットあたり」など、似ているのに意味が違う言葉がたくさん出てきます。言葉の意味がずれたまま比べると、コストを半分や2倍、場合によっては100倍に見誤ることもあります。

この記事では、FXの取引コストに関わる用語をどのタイミングでかかる費用かで4つに分け、意味と計算式を一覧にしました。詳しい計算方法は、各用語から個別の解説記事へリンクしています。特定のブローカーに限らない一般的な説明です。

この記事のポイント

  • 取引ごとにかかる費用は、スプレッド、取引手数料、スリッページです
  • ポジションを日をまたいで持つと、スワップがかかります
  • 入出金や両替のたびに、手数料やレート差、ネットワーク手数料がかかります
  • キャッシュバック(リベート)は、条件を満たした取引の後にコストの一部が戻ってくるものです
  • 片道と往復、pipsとポイントなどを取り違えると、コストを大きく見誤ります

取引コストの全体像

FXの取引コストの全体像。取引ごとにかかる費用(スプレッド、手数料、スリッページ)、保有中にかかる費用(スワップ)、入出金でかかる費用(入出金手数料、両替のレート差、ネットワーク手数料)の3つがコストで、キャッシュバックはそこから一部が戻ってくる。実質コストはコストの合計からキャッシュバックを引いたもの
実質コスト = 取引ごと + 保有中 + 入出金の費用 − キャッシュバック。項目の有無はブローカー・口座タイプで異なります。

FXのコストは、大きく次の3つに分かれます。キャッシュバックは、そこから一部が戻ってくるものです。

区分主な用語いつかかるか
取引ごとにかかる費用スプレッド、取引手数料、スリッページ注文が約定するたび
保有中にかかる費用スワップポジションを日をまたいで持つとき
入出金でかかる費用入出金手数料、両替のレート差、ネットワーク手数料入金・出金・両替のたび
戻ってくるものキャッシュバック(リベート)条件を満たした取引の後

1. 取引量と値幅の単位

コストの計算は、まず単位をそろえるところから始まります。

ロット 取引量の単位です。一般的なスタンダード口座では1ロット = 10万通貨ですが、マイクロ口座やセント口座では1ロット = 1,000通貨など、定義が違う場合があります。比べるときは必ず「何通貨の1ロットか」を確認します。詳しくはマイクロ口座・セント口座のロットとキャッシュバックをご覧ください。

契約サイズ 1ロットが何通貨(ゴールドなら何オンス)にあたるかを示す値です。MT4/MT5の銘柄の「仕様」で確認できます。

pips(ピップス) 値動きの幅を表す単位です。多くの通貨ペアでは0.0001(小数点以下4桁目)、円が絡む通貨ペアでは0.01(小数点以下2桁目)が1pipです。ゴールドなど通貨ペア以外の銘柄では定義がブローカーによってばらつくため、価格差(ドル)で計算するほうが確実です。ゴールドの1ロット・pips・取引コストで解説しています。

ポイント 価格の最小刻みです。5桁表示(EUR/USDの1.08125など)の口座では、1ポイント = 0.1pipsです。スワップやストップレベルがポイントで表示されることが多く、pipsと取り違えると10倍ずれます。

1pipの価値 1ロットで1pip動いたときの損益額です。計算式は 1pipの価値 = 1pipの幅 × 契約サイズ。EUR/USDのように米ドルが後ろ(クオート通貨)にある通貨ペアなら、1ロットあたり0.0001 × 100,000 = 10ドルです。USD/JPYなら0.01 × 100,000 = 1,000円で、米ドル建ての口座ではその時点のレートでドルに換算されます。

2. 取引ごとにかかる費用

Bid(ビッド)・Ask(アスク) Bidは売るときの価格、Askは買うときの価格です。買いはAskで約定し、Bidで決済します。MT4/MT5のチャートは通常Bidで描かれます。

スプレッド AskとBidの差です。取引するたびに実質的に支払うコストで、計算式は スプレッドのコスト = スプレッド(pips)× 1pipの価値 × ロット数。新規と決済の1往復で1回分かかります。例えばスプレッド1.6pips・EUR/USD 1ロットなら、1.6 × 10ドル = 16ドルです(数値は仮のもの)。FXの取引コスト(スプレッド・手数料)の計算方法で詳しく解説しています。

変動スプレッド・固定スプレッド 変動スプレッドは相場の状況で広がったり狭まったりします。経済指標の発表時や、流動性が低い時間帯に広がりやすくなります。経済指標の発表時のスプレッド拡大と取引時間帯とスプレッドをご覧ください。

取引手数料(コミッション) スプレッドとは別に、ロット数に応じてかかる手数料です。ECN口座など、スプレッドが狭い口座タイプで設定されていることが多いです。

片道・往復 手数料が「新規の注文だけ(片道)」の金額なのか、「新規と決済の合計(往復)」の金額なのかを示します。片道3.5ドルなら往復7ドルです。比べるときは往復にそろえます。スタンダード口座とECN口座の比べ方はスタンダード口座とECN口座のコストの損益分岐で解説しています。

約定・スリッページ 約定は注文が成立することです。スリッページは、注文した価格と実際に約定した価格の差です。計算式は スリッページのコスト = ずれ(pips)× 1pipの価値 × ロット数。有利な方向にずれることもあります。スリッページの仕組みと取引コストの計算方法をご覧ください。

リクオート 注文した価格で約定できず、新しい価格の提示を受けることです。執行方式によって、リクオートが起こる口座とスリッページが起こる口座があります。

3. 保有中にかかる費用

スワップ(スワップポイント) ポジションを日をまたいで持ったときに発生する、受け取りまたは支払いの金額です。2つの通貨の金利差などから決まり、買いと売りで値が違います。MT4/MT5ではポイントで表示されることが多く、スワップの金額 = スワップ値(ポイント)× 1ポイントの価値 × ロット数 × 日数で計算します。スワップポイントの計算方法で解説しています。

3日分スワップ 週末の分をまとめて、特定の曜日に3日分のスワップが付くことです。多くのブローカーで水曜日(サーバー時間)ですが、銘柄やブローカーによって違います。

証拠金・証拠金維持率 直接のコストではありませんが、取引に必要な担保の金額と、その余裕を示す割合です。証拠金維持率が基準を下回るとロスカット(強制決済)が行われます。決済が間に合わずに口座がマイナスになったとき、マイナス分をゼロに戻すのがゼロカットです。証拠金維持率とロスカットの計算とロスカットとゼロカットの違いをご覧ください。

4. 口座と入出金でかかる費用

口座通貨(基本通貨) 取引口座の残高や損益を表す通貨です。米ドル建ての口座では、円やユーロで発生した損益も米ドルに換算されて残高に反映されます。

為替換算・両替のレート差 現地通貨で入金して米ドル建ての口座で取引する場合などに、両替のたびにかかる差額です。明細に「手数料」として表示されず、レートに含まれていることが多いため見落としがちです。海外在住者の海外FX入出金の注意点で解説しています。

入出金手数料 入金・出金の方法ごとにかかる手数料です。ブローカー側は無料でも、銀行や決済サービスの側で手数料がかかる場合があります。

ネットワーク手数料 USDTなどの暗号資産を送るときに、ブロックチェーン側でかかる手数料です。ネットワーク(TRC20・ERC20など)によって大きく違います。USDTの受け取りネットワークの選び方をご覧ください。

解説するCB-Dogsの柴犬マスコット
「片道か往復か」「何通貨の1ロットか」をそろえてから比べましょう。

5. キャッシュバックに関わる用語

IB(イントロデューシング・ブローカー) ブローカーに顧客を紹介する事業者のことです。紹介した顧客の取引量に応じて、ブローカーから広告宣伝費(紹介報酬・IB報酬)を受け取ります。

キャッシュバック(リベート) IBが受け取る紹介報酬の一部を、取引した本人に還元するものです。仕組みは海外FXキャッシュバックの仕組みで解説しています。

還元率(1ロットあたりの還元額) 取引量1ロットあたりに戻ってくる金額です。計算式は キャッシュバック = 対象取引量(ロット)× 1ロットあたりの還元額。「片道」「往復」「何通貨の1ロットか」の条件をそろえて比べます。

対象取引量 キャッシュバックの計算対象になる取引量です。一般的には決済済みの取引が対象で、最低保有時間を満たさない取引や、ブローカーの規約に反する取引は対象外になります。スキャルピングとキャッシュバックの最低保有時間と両建てとキャッシュバックの対象外をご覧ください。自分の取引量の確認方法はMT4/MT5の取引履歴でロット数を合計する方法で解説しています。

確認期間・最低出金額 キャッシュバックが残高に反映されてから出金できるようになるまでの期間と、1回に出金できる最低額です。サイトごとに違います。

6. まとめて使う指標

実質コスト 実際の負担を表す値です。実質コスト = スプレッド + 手数料 + スリッページ ± スワップ + 入出金・両替の費用 − キャッシュバック。

損益分岐勝率 取引コストを含めて、損益がゼロになる勝率です。損益分岐勝率 =(平均損失 + 1回の実質コスト)÷(平均利益 + 平均損失)。キャッシュバックと損益分岐勝率の計算で解説しています。

比べるときによくある取り違え

取り違えずれる大きさ対策
手数料の片道と往復2倍往復にそろえる
pipsとポイント10倍5桁表示なら1ポイント = 0.1pips
スタンダードとマイクロの1ロット100倍10万通貨あたりにそろえる
円建てとドル建ての金額レート分同じ通貨に換算してから比べる
ゴールドのpipsブローカーで異なる価格差(ドル)で計算する

CB-Dogsのキャッシュバックについて

  • キャッシュバックは、決済済みの取引量(ロット数)をもとに計算され、ブローカーからCB-Dogsに報酬が支払われたあとで残高に反映されます。ブローカーが報酬を保留・取り消した場合、対応するキャッシュバックも遅れたり取り消されたりします
  • 反映後、ブローカーごとの確認期間(XMは反映から7日)を過ぎると出金できます。XMの場合、取引から出金可能になるまでの目安はおよそ3〜4週間です(保証ではなく目安です)
  • 支払いはUSDT(TRC20)のみ。最低出金額は10 USDTで、1回の出金が50 USDT未満なら3 USDTの手数料、50 USDT以上なら無料です

口座タイプごとの最新の還元率(表示の単位と注記を含む)は次の表で確認できます。

口座タイプ還元額 / ロット (USDT)
スタンダード手数料無料のスプレッド型口座です。9.0
マイクロ還元額は、マイクロロット10万通貨相当あたりで計算されます(スタンダードと同じロット単価を、マイクロロットの単位に換算したものです)。9.0
ウルトラローよりタイトなスプレッドの、手数料無料口座です。3.0
KIWAMI極一部地域で提供される、スプレッドをさらに抑えた口座タイプです。6.0
ゼロ手数料型口座です。還元額はスプレッドとは別に上乗せでお支払いするもので、お客様が支払う取引手数料には影響しません。4.5

暫定レート

よくある質問

pipsは値動きの幅の単位で、多くの通貨ペアでは0.0001、円が絡む通貨ペアでは0.01が1pipです。ポイントは価格の最小刻みで、5桁表示(円が絡む通貨ペアは3桁表示)の口座では1ポイント = 0.1pipsです。スワップ値などはポイントで表示されることが多いので注意してください。

まとめ

FXのコストは、取引ごとにかかる費用(スプレッド・手数料・スリッページ)、保有中にかかる費用(スワップ)、入出金でかかる費用(手数料・両替・ネットワーク手数料)に分かれ、キャッシュバックはそこから一部が戻ってくるものです。比べるときは、片道か往復か、pipsかポイントか、何通貨の1ロットか、どの通貨の金額かをそろえることが大切です。戻ってくる額はキャッシュバック計算機で試算できます。ご利用の条件は対象となる方・対象外の国で確認できます。

リスク警告: FX・CFD 取引には元本を失う高いリスクがあります。キャッシュバックは取引損失を補うものではありません。本記事は投資助言ではありません。

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