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海外FXのスワップポイントの計算方法|MT4/MT5のスワップ値から1日・1か月の額を出す(ドル建て口座)

海外FXのスワップポイント(金利調整額)の仕組みと、MT4/MT5の契約仕様に表示される「スワップ値(ポイント)」から1日・1週間・1か月の額を計算する方法を解説。ポイントとpipsの違い、3日分つく曜日と現地時間、長期保有でスワップとキャッシュバックのどちらが大きくなるかまで、海外在住者向けにまとめます。

CB-Dogs編集部約9分で読めます

開示: CB-Dogsは、当サイト経由で開設・紐づけされた口座について、提携ブローカーから受け取る広告宣伝費(紹介報酬、IB報酬)の一部を、キャッシュバックとしてお客様に還元しています(ポイントサイトと同じ仕組みです)。お客様の取引コストが増えることはありません。

目次
  1. 結論:スワップで押さえたい4つのこと
  2. スワップポイントとは
  3. MT4/MT5のスワップ値から計算する
  4. スワップがつくタイミングと「3日分」の曜日
  5. 保有期間ごとのスワップを計算する
  6. スワップとキャッシュバックの関係
  7. 海外在住者が注意したいこと
  8. CB-Dogsのキャッシュバックについて
  9. あわせて読みたい
  10. よくある質問
  11. まとめ

ポジションを翌日に持ち越すと、口座の残高が少しずつ増えたり減ったりします。これがスワップポイント(スワップ、金利調整額)です。日本語の解説では「1万通貨あたり1日○円」という円建ての表示が一般的ですが、海外のブローカーのMT4/MT5では、スワップは**「ポイント」という単位**で表示されることが多く、そのままでは1日いくらになるのかがわかりにくくなっています。

この記事では、スワップの仕組みを簡単に整理したうえで、MT4/MT5のスワップ値から米ドル建て口座での金額を計算する方法、3日分がつく曜日と現地時間、そしてスワップとキャッシュバックの関係を解説します。

結論:スワップで押さえたい4つのこと

  1. スワップは、ポジションを日付変更(サーバー時間の0時)をまたいで持つと発生します。日付変更の前に決済すれば発生しません
  2. MT4/MT5では「1日のスワップ = スワップ値 × 1ポイントの価値 × ロット数」で計算できます。1ポイントは多くの場合0.1pipsです
  3. 週に1回、3日分がまとめてつく曜日があります。多くのブローカーでは水曜日の日付変更で、プラスもマイナスも3倍になります
  4. キャッシュバックは取引量に応じて1回戻るだけで、スワップを打ち消すものではありません。長く持つほど、スワップの影響のほうが大きくなります

スワップポイントとは

FXの通貨ペアは、「ある通貨を買って、別の通貨を売る」取引です。2つの通貨の金利には差があるため、ポジションを翌日に持ち越すと、その金利差に相当する額を受け取ったり支払ったりします。これがスワップです。

  • 金利の高い通貨を買い、低い通貨を売るポジション → プラス(受け取り)になりやすい
  • 金利の低い通貨を買い、高い通貨を売るポジション → マイナス(支払い)になりやすい

ただし、ブローカーが提示するスワップには手数料にあたる部分が上乗せされているのが一般的です。そのため買いと売りの両方がマイナスになる通貨ペアもあり、受け取る側のプラスは、支払う側のマイナスより小さくなるのが普通です。スワップの額は各国の政策金利や市場の金利、ブローカーの設定によって随時変わります。

理論上の目安の計算

スワップの大きさの感覚をつかむには、次の式が役に立ちます。

1日のスワップの目安 = 取引額 × 2通貨の金利差(年率)÷ 365

たとえば、10万ドル分(USD/JPYの1ロット)を、金利差4%(仮の数値)で持つと、100,000 × 0.04 ÷ 365 ≒ 11ドル/日 です。実際のスワップはブローカーの上乗せ分などで、これより小さく(マイナスは大きく)なるのが一般的です。

MT4/MT5のスワップ値から計算する

実際の額は、ブローカーが提示するスワップ値から計算します。MT4/MT5では、「気配値表示」で銘柄を右クリックし、「仕様」(契約仕様)を開くと、買いと売りそれぞれのスワップ値や、スワップの計算方式、3日分がつく曜日などが表示されます(表示名はバージョンや言語設定によって異なる場合があります)。

MT4/MT5のスワップ値から計算する式。1日のスワップ=スワップ値×1ポイントの価値×ロット数。EUR/USD買い1ロット、スワップ値−6.5、1ポイント=1ドルなら−6.5ドル/日。USD/JPY買い1ロット、スワップ値+15.0、1ポイント=100円なら1,500円、約10ドル/日
スワップ値とレート(1ドル=150円)は説明用の仮の数値です。

計算式

1日のスワップ = スワップ値(ポイント)× 1ポイントの価値 × ロット数

前提は次のとおりです。

  • 1ロット = 10万通貨(標準ロット)
  • 価格が小数点以下5桁(EUR/USDなど)または3桁(USD/JPYなど)で表示される口座では、1ポイント = 0.1pips
  • スワップの計算方式が「ポイント」の場合(方式が口座通貨建てや年率%になっている銘柄は、表示された方式に従って計算します)

1ポイントの価値の目安(1ロットあたり)

通貨ペアのタイプ例1ポイント(1ロットあたり)米ドル建て口座での額
USDが後ろEUR/USD、GBP/USD0.00001 × 10万 = 1ドル1ドル
円が後ろUSD/JPY、EUR/JPY0.001 × 10万 = 100円100円 ÷ USD/JPYのレート
その他EUR/GBPなど決済通貨で1単位決済通貨からドルへ換算

pipsとポイントを取り違えると、計算が10倍ずれます。スワップ値が「−6.5」なら、−6.5pipsではなく−6.5ポイント(−0.65pips)のことです。

計算例(仮の数値)

  • EUR/USDを1ロット買い、スワップ値 −6.5:−6.5 × 1ドル × 1 = −6.5ドル/日
  • USD/JPYを1ロット買い、スワップ値 +15.0:+15 × 100円 × 1 = 1,500円。1ドル=150円なら 約10ドル/日
  • 同じUSD/JPYを0.3ロット:+15 × 100円 × 0.3 = 450円、約3ドル/日

円が後ろにつく通貨ペアのスワップは、いったん円で計算され、その時点のレートで口座通貨(米ドル)に換算されて入出金されるのが一般的です。

スワップがつくタイミングと「3日分」の曜日

スワップは、ポジションをサーバー時間の日付変更(0時)をまたいで持っているときに発生します。多くのブローカーは、ニューヨーク市場の終了(米国東部時間17時)がサーバー時間の0時になるように設定しています。

月曜から金曜の日付変更でスワップが1日分ずつつき、水曜日の日付変更で土日分を含む3日分がつく例を示す棒グラフ
3日分がつく曜日は銘柄・ブローカーによって異なります。MT4/MT5の契約仕様で確認してください。

土日は取引がありませんが、スワップは暦の日数で計算されるため、週末の分もどこかで付与されます。為替の取引は2営業日後に決済(受け渡し)する慣行があり、水曜日に持ち越したポジションの受け渡し日が週末をまたぐことから、多くのブローカーでは水曜日の日付変更で3日分がまとめてつきます。株価指数やエネルギーなどのCFDでは、金曜日に3日分がつく銘柄もあります。

現地時間では、水曜日の日付変更は次のタイミングです。

住んでいる地域米国が夏時間の時期米国が冬時間の時期
タイ・ベトナム木曜 4:00ごろ木曜 5:00ごろ
シンガポール・フィリピン・オーストラリア西部木曜 5:00ごろ木曜 6:00ごろ
オーストラリア東部木曜 7:00〜8:00ごろ木曜 9:00ごろ

サーバー時間の設定はブローカーによって異なるため、表は目安です。祝日やクリスマス・年末年始の前後には、付与の日数が調整されることもあります。

保有期間ごとのスワップを計算する

保有期間中に日付変更を何回またぐかを数え、3日分の曜日を3回として合計します。

保有期間のスワップ = 1日のスワップ × 付与される日数の合計

EUR/USDを1ロット買い(スワップ値 −6.5、1日 −6.5ドル)で持つ場合の例です(仮の数値)。

保有期間付与される日数スワップの合計
月曜に買い、火曜に決済1日分−6.5ドル
月曜に買い、翌週の月曜に決済7日分(水曜の3日分を含む)−45.5ドル
約1か月(4週)約28日分約−182ドル

同じ日の日付変更前に決済するデイトレードやスキャルピングでは、スワップは発生しません。一方で、数週間〜数か月持つスタイルでは、スワップがスプレッド以上に大きなコストになることがあります。

スワップとキャッシュバックの関係

キャッシュバックは、決済済みの取引量(ロット数)に応じて計算されます。スワップの大きさや保有期間によって、キャッシュバックの額は変わりません。

仮に1ロットあたり6 USDT相当のキャッシュバックがあるとして、上のEUR/USDの例と比べると次のようになります。

保有期間(1ロット)スワップ(仮)キャッシュバック(仮)
1日−6.5ドル6 USDT
1週間−45.5ドル6 USDT
約1か月約−182ドル6 USDT

USDTは米ドルとほぼ同じ価値として概算しています。キャッシュバックは1回の取引で1回戻るだけなので、保有期間が長いほど、スワップの影響のほうがはるかに大きくなります。マイナススワップのポジションを長く持つ場合、キャッシュバックはその穴埋めにはならないと考えてください。

プラススワップを目的に長く持つ場合も同様で、キャッシュバックの額は取引量で決まるため、取引回数が少ないスタイルでは小さくなります。スワップ以外の取引コストの計算はFXの取引コスト(スプレッド・手数料)の計算方法をご覧ください。

説明をするCB-Dogsの柴犬マスコット
スワップ値は「ポイント」単位のことが多いので、pipsと取り違えないようにしましょう。

海外在住者が注意したいこと

  • スワップの額は変わる:政策金利の変更や市場の動きで、スワップ値は予告なく変わることがあります。長く持つ場合は、定期的に契約仕様を確認します
  • プラスでも為替差損のほうが大きいことがある:スワップの受け取りは1日あたり数ドル程度でも、為替レートが数十pips動けば簡単に上回ります
  • 証拠金維持率への影響:マイナススワップは有効証拠金を少しずつ減らします。長期保有では、ロスカットまでの余裕が少しずつ小さくなります。詳しくは海外FXの証拠金維持率とロスカットの計算方法をご覧ください
  • スワップフリー口座:宗教上の理由などでスワップのない口座を用意しているブローカーもありますが、利用条件や代わりの手数料の有無はブローカーによって異なります。キャッシュバックの対象になるかも含め、利用前に確認してください
  • 税金:スワップによる損益の扱いは、居住国の税制によって異なります。日時・金額・レートなどの記録を残し、必要に応じて現地の専門家に相談してください

CB-Dogsのキャッシュバックについて

  • キャッシュバックは、決済済みの取引量(ロット数)をもとに計算され、ブローカーからCB-Dogsに報酬が支払われたあとで残高に反映されます。スワップの額はキャッシュバックの計算に含まれません
  • 反映後、ブローカーごとの確認期間(XMは反映から7日)を過ぎると出金できます。XMの場合、取引から出金可能になるまでの目安はおよそ3〜4週間です(保証ではなく目安です)
  • 支払いはUSDT(TRC20)のみ。最低出金額は10 USDTで、1回の出金が50 USDT未満なら3 USDTの手数料、50 USDT以上なら無料です

口座タイプごとの最新の還元率は次の表で確認できます。

口座タイプ還元額 / ロット (USDT)
スタンダード手数料無料のスプレッド型口座です。9.0
マイクロ還元額は、マイクロロット10万通貨相当あたりで計算されます(スタンダードと同じロット単価を、マイクロロットの単位に換算したものです)。9.0
ウルトラローよりタイトなスプレッドの、手数料無料口座です。3.0
KIWAMI極一部地域で提供される、スプレッドをさらに抑えた口座タイプです。6.0
ゼロ手数料型口座です。還元額はスプレッドとは別に上乗せでお支払いするもので、お客様が支払う取引手数料には影響しません。4.5

暫定レート

あわせて読みたい

よくある質問

計算方式が「ポイント」で、EUR/USDなどUSDが後ろにつく通貨ペアの場合、1ロットあたり1ポイント=1ドルなので、1ロットで1日−6.5ドルです。0.1ロットなら−0.65ドルです。円が後ろにつく通貨ペアでは1ポイント=100円(1ロットあたり)として計算し、ドルに換算します。

まとめ

海外FXのスワップは、MT4/MT5のスワップ値(ポイント)× 1ポイントの価値 × ロット数で1日分を計算し、保有日数(3日分の曜日を含む)を掛ければ合計が出ます。キャッシュバックは取引量に応じて1回戻るだけなので、長期保有ではスワップの影響を先に確認しておきましょう。普段の取引量で戻ってくる額はキャッシュバック計算機で試算できます。ご利用の条件は対象となる方・対象外の国で確認できます。

リスク警告: FX・CFD 取引には元本を失う高いリスクがあります。キャッシュバックは取引損失を補うものではありません。本記事は投資助言ではありません。

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