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FXの損益計算の方法|計算式と計算例(ドル円・ユーロドル・ユーロポンド)、口座通貨への換算とコストの差し引き

FXの損益は「(決済価格 − 新規注文の価格)× 取引数量」で計算し、売りの場合は符号が逆になります。結果は通貨ペアの右側の通貨(決済通貨)で出るため、口座通貨が違えば換算が必要です。実質の損益は、ここから手数料とスワップを加減して求めます。

CB-Dogs編集部約6分で読めます

開示: CB-Dogsは、当サイト経由で開設・紐づけされた口座について、提携ブローカーから受け取る広告宣伝費(紹介報酬、IB報酬)の一部を、キャッシュバックとしてお客様に還元しています(ポイントサイトと同じ仕組みです)。お客様の取引コストが増えることはありません。

目次
  1. 結論:FXの損益計算の基本式
  2. pipsを使った計算方法
  3. 計算例1:USD/JPYの買い(円で損益が出る)
  4. 計算例2:EUR/USDの売り(ドルで損益が出る)
  5. 計算例3:EUR/GBPの買い(ドル・円以外で損益が出る)
  6. スプレッド・手数料・スワップを含めた実質の損益
  7. キャッシュバックは別枠で記録する
  8. 損益計算を注文前に使う
  9. CB-Dogsのキャッシュバックについて
  10. よくある質問
  11. まとめ

FXの取引画面には損益が自動で表示されますが、計算のしかたを知っておくと、注文前に「この値幅でいくらの損益になるか」を見積もれるようになります。損切りの位置やロット数を決めるときにも欠かせない知識です。

この記事では、FXの損益の計算式と、ドル円・ユーロドル・クロス通貨の計算例、口座通貨への換算、コストを含めた実質の損益までを順に解説します。計算例の数値はすべて説明用の仮のものです。

この記事のポイント

  • 買いの損益は「(決済価格 − 新規の価格)× 取引数量」、売りは「(新規の価格 − 決済価格)× 取引数量」で計算します
  • pipsで考える場合は「値幅(pips)× 1pipの価値 × ロット数」で同じ結果になります
  • 損益は通貨ペアの右側の通貨(決済通貨)で出るため、口座通貨と違えば換算が必要です
  • スプレッドは約定価格に含まれているので二重に引かず、手数料とスワップは別に加減します
  • キャッシュバックは口座の損益とは別に、あとから受け取るものとして分けて記録します

結論:FXの損益計算の基本式

FXの売買損益は、次の式で計算します。

  • 買い(ロング)の損益 =(決済価格 − 新規注文の価格)× 取引数量
  • 売り(ショート)の損益 =(新規注文の価格 − 決済価格)× 取引数量

取引数量は通貨の単位で入れます。海外FXでは一般的に1ロット = 10万通貨(スタンダード口座の場合)なので、0.5ロットなら5万通貨です。ロットの基本はロット数の計算方法で解説しています。

計算結果の単位は、**通貨ペアの右側の通貨(決済通貨、クオート通貨)**です。USD/JPYなら円、EUR/USDならドル、EUR/GBPならポンドで損益が出ます。

FXの損益計算の流れ。1 価格差 × 取引数量で決済通貨建ての損益を出す、2 口座通貨が違えば換算する、3 手数料とスワップを加減して実質の損益にする、4 キャッシュバックはあとから別に受け取る
スプレッドは約定価格に含まれているため、ここでは引きません。

pipsを使った計算方法

値幅をpipsで考える場合は、次の式でも同じ結果になります。

損益 = 値幅(pips)× 1ロットあたりの1pipの価値 × ロット数

主な通貨ペアの1ロットあたりの1pipの価値は次のとおりです。

通貨ペア1pipの値幅1ロットの1pipの価値
USD/JPYなど円が右側0.01円(1銭)1,000円
EUR/USDなどドルが右側0.0001ドル10ドル
EUR/GBPなどポンドが右側0.0001ポンド10ポンド

たとえばEUR/USDを1ロット買って20pips上がれば、20 × 10 × 1 = 200ドルの利益です。価格の小数点以下の桁とpipsの関係はFXの取引コスト用語集、ゴールドの場合はゴールド(XAU/USD)のロットとpipsをご覧ください。

計算例1:USD/JPYの買い(円で損益が出る)

USD/JPYを1ロット(10万通貨)、150.00円で買い、150.50円で決済したとします(仮の数値)。

  • 損益 =(150.50 − 150.00)× 100,000 = 50,000円
  • pipsで計算すると、値幅50pips × 1,000円 × 1ロット = 50,000円

同じ値幅で逆に下がった場合は、−50,000円の損失になります。

口座通貨がドルの場合の換算

口座通貨がUSDの場合、円で出た損益は決済時点のレートでドルに換算されます。決済時のUSD/JPYが150.50なら、

  • 50,000円 ÷ 150.50 ≈ 332.23ドル

換算に使われるレートや換算のタイミングはブローカーによって異なります。口座通貨の選び方は海外FXの口座通貨の選び方で解説しています。

計算例2:EUR/USDの売り(ドルで損益が出る)

EUR/USDを0.5ロット(5万通貨)、1.0850で売り、1.0820で買い戻して決済したとします(仮の数値)。

  • 損益 =(1.0850 − 1.0820)× 50,000 = 0.0030 × 50,000 = 150ドル
  • pipsで計算すると、値幅30pips × 10ドル × 0.5ロット = 150ドル

売りの場合は、価格が下がると利益になります。口座通貨がUSDなら、換算は不要です。

計算例3:EUR/GBPの買い(ドル・円以外で損益が出る)

EUR/GBPを1ロット、0.8500で買い、0.8530で決済したとします(仮の数値)。

  • 損益 =(0.8530 − 0.8500)× 100,000 = 300ポンド
  • 口座通貨がUSDで、決済時のGBP/USDが1.2700なら、300 × 1.2700 = 381ドル

このように、ドルも円も含まない通貨ペアでは、決済通貨(ここではポンド)から口座通貨への換算が必ず入ります。1pipの価値もその時のレートで変わる点に注意しましょう。

FXの損益の計算例(仮の数値)。USD/JPY 1ロット買い150.00→150.50で+50,000円(USD口座なら約332.23ドル)、EUR/USD 0.5ロット売り1.0850→1.0820で+150ドル、EUR/GBP 1ロット買い0.8500→0.8530で+300ポンド(GBP/USD 1.2700なら381ドル)
数値はすべて説明用の仮のものです。

スプレッド・手数料・スワップを含めた実質の損益

売買損益に、取引コストとスワップを加減したものが実質の損益です。

実質の損益 = 売買損益 − 取引手数料 ± スワップ

スプレッドは二重に引かない

買いはAsk(高いほうの価格)で約定し、決済はBid(安いほうの価格)で行われます。そのため、実際の約定価格で計算した損益には、スプレッドのコストがすでに含まれています。チャート上の価格(通常はBid)で見積もる場合だけ、スプレッド分を差し引いて考えます。スプレッドの計算はスプレッドと手数料の計算方法で解説しています。

手数料とスワップは別に加減する

  • 取引手数料:手数料がかかる口座では、ロット数に応じて差し引かれます。「片道」か「往復」かの表記に注意が必要です
  • スワップ:ポジションを日をまたいで保有すると、金利差に応じて受け取り・支払いが発生します。計算方法はスワップポイントの計算方法をご覧ください

計算例2(EUR/USD 0.5ロット売り、+150ドル)に、仮に往復7ドル/ロットの手数料と、2日間保有したスワップ −1.2ドルがあった場合、

  • 手数料:7 × 0.5 = 3.5ドル
  • 実質の損益:150 − 3.5 − 1.2 = 145.3ドル
FXの損益計算を説明するCB-Dogsの柴犬マスコット
口座の損益とキャッシュバックは、分けて記録するのがおすすめです。

キャッシュバックは別枠で記録する

キャッシュバックは、取引口座の損益に直接加算されるものではなく、取引量(ロット数)に応じて、あとから別に受け取るものです。たとえば1ロットあたり6 USDTのキャッシュバック(仮の数値)なら、計算例2の0.5ロットで3 USDTが後日戻ります。

取引ごとの損益には入れず、月ごとに「口座の実質損益」と「受け取ったキャッシュバック」を分けて集計すると、見積もりとの突き合わせがしやすくなります。記録の付け方はFXの取引日誌のつけ方、キャッシュバックを含めた勝率の考え方はキャッシュバックと損益分岐勝率の計算で解説しています。

損益計算を注文前に使う

計算式を知っていると、注文前に次のような見積もりができます。

  • 損切りまでの損失額:損切りまでの値幅(pips)× 1pipの価値 × ロット数
  • 許容損失からのロット数:許容できる損失額 ÷(損切りまでの値幅 × 1pipの価値)

たとえば、許容損失を100ドル、損切りまでを25pipsとすると、EUR/USDでは 100 ÷(25 × 10)= 0.4ロットが目安になります。詳しくはロット数の計算方法、証拠金との関係は証拠金維持率とロスカットの計算をご覧ください。

CB-Dogsのキャッシュバックについて

  • キャッシュバックは、紐づけが確認された口座の決済済みの取引量(ロット数)をもとに計算され、ブローカーからCB-Dogsに報酬が支払われたあとで残高に反映されます。取引の損益(利益か損失か)には関係しません
  • 反映後、ブローカーごとの確認期間(XMは反映から7日)を過ぎると出金できます。XMの場合、取引から出金可能になるまでの目安はおよそ3〜4週間です(保証ではなく目安です)
  • 支払いはUSDT(TRC20)のみ。最低出金額は10 USDTで、1回の出金が50 USDT未満なら3 USDTの手数料、50 USDT以上なら無料です

ご自分の取引量での受取額はキャッシュバック計算機で試算できます。口座タイプごとの最新の還元率は次の表で確認できます。

口座タイプ還元額 / ロット (USDT)
スタンダード手数料無料のスプレッド型口座です。9.0
マイクロ還元額は、マイクロロット10万通貨相当あたりで計算されます(スタンダードと同じロット単価を、マイクロロットの単位に換算したものです)。9.0
ウルトラローよりタイトなスプレッドの、手数料無料口座です。3.0
KIWAMI極一部地域で提供される、スプレッドをさらに抑えた口座タイプです。6.0
ゼロ手数料型口座です。還元額はスプレッドとは別に上乗せでお支払いするもので、お客様が支払う取引手数料には影響しません。4.5

暫定レート

よくある質問

買いは(決済価格 − 新規注文の価格)× 取引数量、売りは(新規注文の価格 − 決済価格)× 取引数量で計算します。結果は通貨ペアの右側の通貨で出ます。

まとめ

FXの損益は、「価格差 × 取引数量」で計算し、売りは符号が逆になります。結果は決済通貨で出るため、口座通貨が違えば換算が必要です。実際の約定価格にはスプレッドが含まれているので二重に引かず、手数料とスワップを加減して実質の損益を出しましょう。キャッシュバックは別枠で記録すると、コスト全体を正しく把握できます。ご利用の条件は対象となる方・対象外の国で確認できます。

リスク警告: FX・CFD 取引には元本を失う高いリスクがあります。キャッシュバックは取引損失を補うものではありません。本記事は投資助言ではありません。

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